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彷徨する自由帖

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ローカル鉄道・上信電鉄~上州富岡で降車し製糸場へ|ほぼ500文字の回想

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 上信電鉄上信線。

 

 てっきり上州と信州を結ぶが故に上信なのだろう、と思って現地を訪れてみたら、高崎から伸びるその線路は同じ群馬県内の下仁田駅地点でぷっつりと切れ、代わりに国道254号線が荒船山の先の方まで通っていた。

 列車は、信濃国まで行かないのだ。

 私は乗用車を運転しないので、あの山を単身で越える機会は基本的に訪れない。なので上州富岡駅で降りたとき、鋼鉄のレールに沿って自分の「思念」を送っておいた。
これは下仁田の先まで飛んで行き、たぶん長野の羽黒下か、中込の駅まで辿り着く。

 今頃、どちらかの駅の職員さんがくしゃみをしていることだろうと思う。

 

 

「蒟蒻畑」で有名なマンナンライフのラッピングに全身を包まれた車両。

 マンナンライフは本社が群馬県の富岡市内に存在する。

 

 どうやら上信電鉄、かつては実際に下仁田から長野(現在の佐久市あたり)まで延線を行う計画が存在していたようだった。そのため電化へと舵を切った際、明治期には「上野(こうずけ)鉄道」だった社名が、大正10年に「上信電気鉄道」へと変更されている。

 現在の「上信電鉄」は、昭和39年の社名変更時から使われている名前。

 

 それにしても、高崎も上州富岡も暑かった。かなり。

 比較的慣れていそうな現地の方々も同じように暑がっていた。

 私はここから、富岡製糸場に向かう。

 

 

 以下のマストドン(Masodon)に掲載した文章です。