最近、Zoff PCのブルーライトカット眼鏡(35%)を買ってみた。
そもそもブルーライトとは紫外線と同系統の可視光線の一種で、なかでも波長が短く、強いエネルギーを持っている光のことらしい(参考:ブルーライトとは - 株式会社イトーレンズ)。テレビやパソコン、スマートフォンの画面からも放射されており、場合によっては疲れ目の原因になっているかもしれない、とのことだ。
私は家や職場で、かなりの時間を電子機器と向き合って過ごしている。
これを読んでいる人のなかにも、感染症対策で在宅勤務に切り替わり、結果的にそうなっている人の数は少なくないのではないだろうか。
個人的な好みの問題で、紙にペンで何かを書いていることも多いけれど……それをパソコンのメモ帳などに打ち込む際は結局、画面と向き合うことになる。またWeb上にある誰かの文章や投稿を楽しんだり、映画を視聴したり、いまの生活にパソコンやスマートフォンは欠かせない。
それが睡眠の質の低下や眼精疲労に繋がる可能性があるため、電子機器を使う時間の短縮以外に、何かできる対策があるならしてみたいなと思っていた。試しに購入してみたのが、このZoffのブルーライトカット眼鏡。紫外線も99%以上カットしてくれるそうだ。
とりあえず廉価で手に取りやすいものなら何でもいいかな、と考えていたので、最終的な判断の目安にしたのは外観だった。
ステンレスの細い金のリムとテンプル、ボストンタイプのレンズの形は、家以外の場所でかけていてもそこまで野暮ったくは見えないように感じたので、悩んだ末にこれを買ってみることにする。黒い縁のものもあったが、いまの自分の髪の色と並べてみて金の方を選んだ。
かけ心地は重たくも軽くもない、普通の感じ。どんな眼鏡でもそうだと思うが、数時間以上身に着けたままにしておくと、鼻当てと耳の上がじわじわ痛くなってくる。そうでなければ締め付けられるような感覚は特にない。モダン(先セル)部分は硬めのラバーで、テンプルよりも少し太いくらい。
この商品にはブルーライトカット率が35%のものと、50%のもの二種類があり、私は明るい部屋で作業することが多いので前者にした。
その二つの何が異なるのかといえば、レンズの色だ。50%の方がより黄みのかった視界になる。
最近では、ほぼ透明でもブルーライトカット効果のある眼鏡がいろいろ出ているらしいので、デザイナーなど画面上の色彩に注意を払う必要のある人はそういったものの方が適しているのではないだろうか。私の場合は文章入力や色の関係ない画像の編集が普段の主な業務なので、特に気にならず。
1週間ほど実際に使ってみた。
何もしていなかった時よりも、目が乾燥したりごろごろしたりするような感じが薄くなったかな、と思えなくもない。入眠の際も、光線を浴びたことによる覚醒が少しは抑えられているのかも。ただ、これが実際に眼鏡の効果によるものなのか、自分の意識の変化によるものなのかは……正直わからないけれど。
特に問題はないので引き続き使ってみようと思う。なんにせよ紫外線もカットしてくれるので、通常のサングラスとして日差しの強い外出時にかけていくのも良さそうだ。丸い感じで大きめの眼鏡の形が好きなら、おしゃれアイテムとしてひとつ手元に置いておいても損は無いのではないだろうか。
サイトのオンライン販売ページのほか、AmazonのZoff公式通販からも購入することができる。箱に入った状態で届き、中には柔らかい布のケースが付属していた。
家に居る時間が多くなってから、なんだか以前はあまり買わなかったものにも手を伸ばす機会が増えて、結構楽しいようなそうでもないような。でも文房具はいつでも心のうるおい。
とりあえず、ぜんぜん会えていない友達とたくさん遊びたいし、国内外旅行にも行きたいのが一番ですね。