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【宿泊記録】デュークスホテル博多 - 和・洋・粥から選べる朝食、駅西側から徒歩2分|九州・福岡ひとり旅

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目次:

 

部屋(シングルルーム)

 

 羽田を出、博多空港に到着してから筑豊の新飯塚に向かった日、旧伊藤伝衛門邸を見学してから夜にまた博多駅まで戻ってきた。翌日朝に小倉へ移動して、今度は田川伊田の三井炭鉱跡まで行くために。

 いつもと同じく初めての土地で移動が不安だったものの、鉄道路線、バス、いずれも本数がわりとあって助かった。都市部ではない場合、最低1時間に1便くらいの頻度で何かしら運行してくれているとかなり嬉しく感じる。むろん維持に関しては大変だろうと思う……。

 デュークスホテル博多は、予約サイトで見たロビーの写真がなんとなく気に入っただけの理由で選んだ。赤いカーペットの上にアンティーク家具などが並べられている。

 個々の部屋にある物品、例えば椅子などの雰囲気もそういうお洒落な感じで統一されているみたいだった。ロビーと違ってカーペットは青、椅子は緑色の皮張り風。ベッドの上に部屋着が用意されている。

 

 

 宿泊したシングルルーム。

 ひとつ鍵に関して戸惑ったのが、ここの扉は外からだと「ドアノブを回さない」タイプになるという部分。鍵穴に鍵を差し込み、途中だいたい45度まで右にひねったら、扉をそのままエイッと押すと開く。久しぶりに遭遇したので迷ってしまって恥ずかしかった。周りには誰もいなかったけど。

 壁には絵の入った額縁と、鏡がふたつずつ。お化粧などに使える机の脇と、あとは玄関前の廊下のところ、顔や全身を確認しやすい位置に取り付けられている。

 冬、2月頭に宿泊したが館内も部屋も暖かくて、全然凍えるようなことはなかった。布団や枕も適度な硬さで落ち着いて眠れた気がする(個人的に、柔らかすぎる寝台で寝ると首を痛めたり熟睡できなかったりするのであった。惰弱)。

 

 

 浴室はお手洗いと洗面台が一緒になった3点ユニットバス。

 近代的で綺麗で、お湯もすぐに出てきた。特に困った要素はなし。空気がかなり乾燥していたので入浴後の蒸気を部屋に流したかったけど、当然それをすると火災報知器が鳴ってしまう可能性があるのでやめる。

 

夕飯を持ち込み

 ところで博多に立ち寄るにあたって、各方面から「これを買いなさい」と言われていたものがあった。それが「博玉(はかたま)明太サンド」なる食べ物……。

 カロリーがすごいと評判だったので成分表を見ると800kcal超え!

 白飯の茶碗、約3杯半分に相当!!

 どうしておすすめされたのかというと、ひとつは旅行が趣味の人達から単純に土地の名物として。もうひとつはBLG「古書店街の橋姫」をプレイした仲間からの「博玉(登場キャラクター「博士」と「玉森」のCP名)」を推す声により、記念にぜひ食べてみたら、という提案がもたらされた。

 箱を開けてみると、白いパンに挟まれた分厚いだし巻き卵が並んでいる。

 

 

 この、パンと卵焼きの間に塗られているのが明太マヨネーズのようだった。つぶつぶした赤いものが見える。店頭の看板には九州醤油が効いている、とも書いてあった。

 個人的に一口かじってその「甘さ」に驚愕した。

 なるほどこういう感じなのね……普段は塩気寄りの卵料理に接する機会が多いため、新鮮な気分。好みだけでいうとしょっぱい方が好きかな……とはと思いつつ、味付けよりも卵自体のふんわりした食感と、風味を味わうのに注力して満足した。開封後、パン部分が乾燥して硬くならないうちに食べよう。

 量も多めだったのでお腹いっぱいになった。

 

 

 これは博玉サンドが販売されていた「初屋はかたろう」で一緒に売られていたわっぱのお弁当。福岡に近い地理的な縁なのか、韓国料理由来のキンパ(キムパプ)という海苔巻きが入っている。初めて食べたけれど結構美味しいかもしれない。

 ごちそうさまでした。

 お弁当と博玉サンドを食べてお風呂に入りぐっすり眠った。

 入眠までに読んでいたのはマーサ・ウェルズ著、中原尚哉訳の「マーダーボット・ダイアリー(創元SF文庫)」シリーズだったのでそちらの感想もまた今度ブログに……。昼間にも鉄道車両内で読み進めていたのだが、途中で情緒が大変なことになり座席に座って静かに泣いていた。面白いです。

 

洋朝食

 デュークスホテルでは朝ご飯を3種類から選べるのが特徴となっている。

 和食か、洋食か、朝粥(明太子つき)。チェックインの際にどれを選択するのか聞かれるはず。私は洋食の気分だったので洋食にした。そこで券をもらい、翌朝になったら朝食時間中に、1階のレストラン「プロカッチ」まで下りていく。案内の人に「お好きな席へどうぞ」と言われたので適当に座った。

 朝食券を提示するとき、ジュースの種類(記憶が曖昧になってしまったが、多分トマトかリンゴだった?)を選ぶ。ここはリンゴで……。

 トーストと目玉焼きが焼き上がるまで少し待ち、やがてテーブルに洋朝食がやってくる。

 

 

 写真だと伝わりにくいのだが、結構量があってそれだけでも満足できた。

 何よりできたてで温かいのが嬉しい。

 

品目:

・目玉焼き×2

・サラダ(キャベツ、コーン、キュウリ、トマト)

・ソーセージ&ハム

・トースト&ロールパン

・バター、ジャム

・ヨーグルト

・果物(みかん)

・ジュース

 

 食べてチェックアウトをしたら、ここから石炭・歴史博物館へ。

 

公式サイト: