友達に教えてもらったり自分で調べたりして最近訪れた飲食店のまとめ。
大通りに高級なお店ばかりが立ち並ぶ印象のある銀座ですが、ここで紹介するのは全てふらりと気軽に入れるものです。ぜひ街歩き途中の休憩などに。
目次:
喫茶トリコロール 本店
昭和11(1936)年創業の老舗、銀座トリコロール本店。残念ながら当時のままの建物ではないけれど、火災のあと、再建後も残る木の回転扉がなんとも魅力的だった。
入口のところから既にいい匂いがする。
注文してみたのはカフェ・コアントローとアップルパイ。
前者はコーヒーにオレンジ系のリキュールを少しずつ混ぜて飲むもので、コーヒー自体の香りと、柑橘の風味が立ちのぼる湯気に乗って繊細に絡む。秋冬にはいっそうおいしく感じた。
アップルパイは温かい状態で提供されたのが嬉しい! クリームを付けて食べるもよし、別々に食べるもよし。林檎の味とシナモンの味のバランスがとれていて素敵だった。パイ生地はどちらかというとしっとりめ。
喫茶YOU
あるとき、至高のオムライスがあるよと囁かれて、思わずフラフラついていった先では本当に完成度の高い卵の芸術が提供されていた。
合言葉はぷる・ふわ・とろ。
昭和45(1970)年創業、平成22年に移転し、現在は小さなビルの1階に店舗を構えている喫茶YOU。
初めて来たらまずはオムライスを注文してみてほしい。ドリンクセットなどお得なメニューがあり、私たちはフロートセットにした。緑色のソーダ水とバニラアイスの組み合わせは、木の机の上に置かれるとお手本のような佇まい。
オムライスが運ばれてきて、おもむろにスプーンで表面に線を引けば、そこから内側の卵が溢れてきてチキンライスを覆う。あっさりとした味付けで、なめらかな卵そのものの良さを存分に楽しめた。一瞬で完食。あともうひとつくらいいけそう。
Cafe&Bar Tir na nÓg(ティル・ナ・ノーグ)
「銀座にある妖精達の楽園」というコンセプトの面白いカフェ&バー。以前の店名はアイアンフェアリーズ ギンザ、だそう。
天井から鍵や蝶が吊り下げられた空間に親しみやすいバーテンダーさんがいて、沢山サービスしてもらい楽しかった! 紅茶を頼むとおかわり無料で、別の種類に変えることも可能。りんご加賀棒ほうじ茶やアップルシナモンティーがおすすめ。
オリジナルカクテルも種類が豊富でおいしかった。以下に一部を紹介。
【レッド ヴェルヴェット エスプレッソ マティーニ】
【パリジェンヌズ キャプリーヌ】
【ピンク タコ】
カフェタイムのチャージ料金は500円、バータイムは1000円。カフェタイムの時間帯でもお酒は頼めます。
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