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彷徨する自由帖

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海外旅行

外の世界の見聞録

エジプト・カイロ周辺旅行(5)|ギザ平原の大ピラミッドと悠久の時を超えて佇むスフィンクス

カイロからおよそ20キロ、ナイル川を挟んで西側に位置するネクロポリスが、今回の旅行で最後に訪れた都市ギザ(ギーザ)だ。古代エジプトの王族や神官たちが多く眠るこの場所は、今ではエジプトの代表的な観光地。遺跡の残る位置から少し離れた市街地に立っ…

エジプト・カイロ周辺旅行(4)|王家の埋葬地――サッカラとダハシュールの墳墓・ピラミッド郡を訪ねて

多くの謎に包まれた、古代エジプトのピラミッド郡。なかでも有名なのはクフ王の大ピラミッドだと思うが、それが聳え立つギザの平原を背にして不思議な生き物・スフィンクスがじっと前を見据えている光景は、今も昔も変わらずエジプトを象徴するものとなって…

エジプト・カイロ周辺旅行(3)|歴史ある雑多なハーン・ハリーリ市場とマニアル宮殿の散策

砂漠の国の、雰囲気ある市場に憧れたことのある子供はきっと多い。幼い頃の私もそうだった。人々が行き交う活気ある場所で、自分の国では見たこともないような品物を眺めて歩くのは、どんなに面白いだろうかと。カイロにあるハーン・ハリーリ(Khan El Khali…

エジプト・カイロ周辺旅行(2)|広大な考古学博物館を興奮しながら駆け回った記録

私達の心をいつの時代も惹きつけてやまない、古代文明の遺産。エジプト、という言葉の響きから多くの人々が反射的に連想するのは、ピラミッドの丘や王家の谷の葬祭殿、墓荒らしの手を逃れて生き残った副葬品をはじめとする、数多くの史跡・宝物だろう。現地…

エジプト・カイロ周辺旅行(1)|絢爛なムハンマド・アリー・モスクは街の小高い丘の上

古代文明のロマンと中世以降のイスラーム文化が交差する国、エジプト――。先月末、私は現地の都市カイロとギザを訪れる機会を得て、嬉々として成田空港から飛行機に乗り込み旅立ったのだった。そもそもイギリスから帰ってきて以来、半年以上の間を開けた国外…

謎多き世界遺産《ストーンヘンジ》を訪れる――当時のイギリスに思いを馳せて

はるか昔に人為的に造られたものらしい、ということは判っているが、その目的が未だに不明な遺跡はこの地球上に無数に存在している。例えばイースター島のモアイ像、古代エジプトのピラミッド、ジャームのミナレット等――そして、英国の平野にのこる「ストー…

オックスフォードの街で:いろいろな博物館と植物園、スロバキア料理を楽しむ

権威ある大学が位置する場所として名高く、"夢見る尖塔の街"という優美な愛称でも呼ばれるオックスフォードの街は、ロンドンからは電車でたった1時間ほどと気軽に散策をしに訪れることができる。ここにはいちど気の向くままに歩き回った時の記録に加えて、そ…

ブレナム宮殿と羊――ウッドストックの世界遺産へ足を伸ばす

かの偉大な英国元首相、ウィンストン・チャーチルの生家であり世界遺産にも登録されているブレナム宮殿――オックスフォードシャーの片隅にある、その広大な庭の発展に大きく貢献したのもまた、ケイパビリティ・ブラウンなのだ。ブレナム宮殿は、アン女王の時…

イギリス風景式庭園の代表格《ストウ》その発展と景観

イギリス風景式庭園と呼ばれる様式のなかでもジョージアン時代の傑作であるストウ庭園では、内部を自分自身の足で実際に探索してみることで、その文面での説明や写真からは読み取ることのできない細やかな楽しさを多く見つけることができる。思えば私はこの…

北欧の街オスロ(2) :街歩きと食べ物、所感など

さて、昨年に訪れた街オスロを紹介するための導入に最適な事柄は何かないかと探していたところ、こんな記事を見つけた。これは世界の都市の中で、1パイントのビールを手に入れるのに、平均でどのくらいのお金がかかるのかをランキング形式で掲載しているもの…

北欧の街オスロ(1) :ムンク美術館やノルウェー民俗博物館、海辺の城塞

昨年の5月、ちょうど今のような季節に、大学での友人と共にノルウェーの首都を訪れた時のことを思い出した。滞在中に足を運ぶことのできたいくつかの文化施設・古城について、思い出せることと写真のうちのいくつか、また改めて調べたことなどを書き残してお…

コッツウォルズ南部でのイースター休暇|バイブリー、カッスル・クームとテットベリー周遊

三月の中旬から四月の頭にかけて、英国の街のあちこちで徐々に見かけるようになるのが卵やひよこ、ウサギ、そして羊といったようなモチーフやそれを用いた製品の数々だ。磔刑にされたキリストのその後の復活を祝うとされるこの春の行事は、イギリスだけでは…

ストラトフォード=アポン=エイヴォン周辺で過ごす週末

敬愛する、小説家でもあり文学研究者でもある人間の作品からの引用で自分の旅行記を始めるというのは、何とも恐れ多いことだ。心からそう思う。ちなみに、上に引用されている文章のうちの「御祭」はキリスト教における復活祭であるイースターのことを指して…

ヨークシャー・デイルズ国立公園:クリスマス休暇旅行(2)

ブロンテ姉妹の出身地であるハワースの村や日本の皇族である佳子さまの留学した都市であるリーズを内包しているのが、イングランド最大のカウンティ、すなわちこの旅の後半に私たちが動き回った地域であるヨークシャーなのである。

イギリス湖水地方・バターミア:クリスマス休暇旅行(1)

昨年の年末に訪れた、著名な湖水地方とその隣に広がるヨークシャー・デイルズ国立公園はイングランド北部のスコットランド国境にほど近い場所に位置しており、実に素晴らしい景観を楽しむことのできる場所だ。特に湖水地方は数多くの観光客が年間を通して足…

コッツウォルズ北部の街と村めぐり

昨年9月の頭、本格的に大学の授業が始まる少し前の時期に、私は幸運にもコッツウォルズの方面へと足を運ぶ機会を得ることができた。その際に訪れたのはチッピングカムデン、ブロードウェイ、ストウ・オン・ザ・ウォルド、そしてボートン・オン・ザ・ウォータ…